2022-08-17

真夏の帰省・4

朝から暇だったので、庭を見渡していたら、お隣の方へ伸びている木を見つけた。

少しだけ切ったりと手を入れる。

南天の木だった。お正月のお節に彩りを添える実だ。綺麗に形を整えた。

庭木を剪定し始めるとスイッチが入り、庭の不用品を処分したり、椅子やテーブルを移動したり、雑草を抜いたりと一人で片付け始めて、結局ゴミ袋3袋位になった。

父と母2人だとなかなか進まない処分も、これはもういいよねと確認しながら捨てていく。

捨てるものも夫婦で選ぶ感覚が違うと、大変だ。

捨てたいのに捨てられない。そんな親を見て、娘の私がエイッと捨ててきた。

汗だくになったのでシャワーを浴びて、一息着く間に、雨がザーザー降ってきた。

台風がきたのだ。

庭の掃除はベストタイミングで終わり、

もう風に飛ばされるものは何もなかった。