先日、学生時代からの友人とランチをした。
妊娠している彼女はつわりを終えて、やっと外に出られると喜んでいる。
何が食べたいか?との問いに、「和食でもイタリアンでも、中華でもインドでもなんでもOK!」
とのこと。
なんとも頼もしい未来のお母さんだと思った。
今のご時世、周りの妊婦さんはオーガニックだ、マクロビだと騒いでいるのに。。。
なんでもそうだが、そういった縛りを外してシンプルになることはとても大事で、本来の自分に戻ったところからあらゆる選択をしていくことで、より良い結果を導き出せると信じている。
それは絵を描く過程でも大切なこと。技術的なこと云々ではなく。
最近、私の周りのクリエイティブな人達が、都内を離れる傾向にあるのも、ある種の縛りを外した結果であるように思う。
ひとつしかないモデルケースの脱却ではないかと。
パラダイスがそこにしかないと思うのは何かの間違いで、
パラダイスはどこででも自分が作っていくのだということにこそ、ものを描いたり作ったりする人にはとても大切なことのように思う。
だって世界はこんなに広いのだから。