今年3月まで連載していた「寄り道だらけの山小屋日記」
最終回は、山の絵です。
小川さんの 八ヶ岳での山小屋暮らしは、現在長野県在住の私にも興味深く、
移住したての頃を思い出しながら、楽しく制作することができました。
ありがとうございました。
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ここからは、余談になりますが、
「家づくり」「家」というワード。
私は長年とても心惹かれるものがありました。
子供の頃から間取り図を見るのが大好きで、
インテリアをどうしようかとか、住環境において関心が高かったものです。
我が家も5年前に家を建てましたが、 寒冷地での暮らし、家族の暮らし、仕事や私自身の生き方、など、 、
家を作るというのは、これまでの暮らしを振り返る絶好の機会でした。
そして今思うのは、これまで住んできた住環境が、自分の心地良さを知ることに大きく関連していると感じました。
自分自身の心地よさ、何を心地よいと感じたのか。
夏の風の抜ける部屋、冬のひだまりをたっぷり入れる工夫、健康に気遣う台所や浴室などのあり方。
自分自身の生活リズムや、自分自身の得意、不得意。
「どんなふうに暮らしたい」の細部には、まず自分を知ることが必要です。
自分が苦手だと感じていることを、もし住環境で補う工夫ができるなら、とても暮らしやすくなります。
例えば、私は早起きが苦手なので、スイッチ一つで立ち上がる暖房器具を導入しました。
朝が寒い、寒冷地ではこれは結構重要だなと思っています。
私は、多分部屋がある程度暖かくないとベッドから出られないので。。。
憧れと、現実に折り合いをつけながら、
「そこに住む人たちが、快適に健康に楽しく生活できる家を建てる」
ことが後々の満足度につながるのかなと思います。